変性意識の文化

アフリカ人は音楽で飛び、アジア人は瞑想で飛び、中南米の先住民は薬草で飛ぶことができた。ヨーロッパ人は飛ぶことができなかったので、飛行機をつくった。

変性意識状態に入る能力じたいは、人間に普遍的なものだと考えられている。しかし、変性意識状態に入る方法は、文化や時代によって様々である。

精神展開薬を含む薬草の使用が、もっとも化学的で合理的な方法だが、それは、漢方やアーユルヴェーダを発達させたアジアでは発達しなかった。あるいは、より古い時代にはあったのかもしれないが、新しい時代にインドを中心に発達した瞑想という技法にとって代わられたと考えられている。

(西暦2017-11-30 作成 蛭川立